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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島の建築 24

 日常的に使用されている気になる福島の建物を中心に整理してきているところだが、保存される建物にも、日常的に活用を図ることで、保存していこうとする考え方を感じるのは、この建物だ。
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 福島市写真美術館で、写真家秋山氏が花見山を桃源郷として20数年間通い続けたということをうたい文句に、秋山作品と市民の写真を中心としたギャラリーにしている。


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 建物は、大正11(1922)年に、逓信省電気試験所福島試験所として開設されたもので、石造り。
 歴史的には、この福島試験所は、東北・北海道以北までを管轄とする中心的な役所であったということらしい。平成14年に市有形文化財に指定された。市有形文化財指定を機に天井は漆喰に、床は板張りにというふうに部分的な復元が行われたという。
 装飾的な明治の建物から機能性を追求するようになる移行期の建物としての保存意義としているらしい。


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 石造りで白壁と赤瓦葺きの屋根のこの建物の正面玄関の雰囲気がいいと思う。ただ、いつも外から見ているものにとっては、玄関前の整備が少し雰囲気を落としたように感じる。でも、それは贅沢な言い方かもしれない。
 中に入ったのは一度だけ。芸術としての写真には、近寄りがたいものを感じてしまう。
by shingen1948 | 2010-02-22 06:35 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)