地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島の建築 ⑮―2

 先に、荒井八幡神社の「外国渡航記念燈」を訪ねたのは、燈籠が煉瓦造りであることだった。この煉瓦に渡航者の名前を刻み焼くということは、地元の煉瓦工場との心の交流があったはずだと思えたからだ。
 しかし、本来的な事は、外国への移民の記念燈ということだ。整理をする時に、いろいろな本県海外渡航移民の情報をみつけた。
 その中に、南沢又の愛宕神社の石灯籠があった。ここにも、外国渡航記念の石灯籠があって、移民の名が刻まれているという。
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 この神社には、何度か立ち寄っていたのだが、そのことに気がついていなかった。改めて見てみると、確かにあった。幾つかの燈籠の中ほどの左右1対の燈籠だ。


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「米布哇渡航者」・「昭和6年3月○日」が、左右の燈籠に刻まれている。布哇はハワイだ。この村からハワイに渡った方の祈念の燈籠だ。
 台座には、世話人の3名と、渡航者名が、左右に7名ずつ14名、それに石工の方の名前が刻まれる。


 情報があって、この本県海外渡航移民の情報があることが分かった。自分では見つけられなかったのは、見方が甘いということでもあるが、燈篭がごく自然に置かれていたということでもあると思う。
 それだけ、煉瓦の荒井八幡神社「外国渡航記念燈」の印象が強かったともいえる。その記念燈とかかわるものという意味で、「福島の建築 ⑮」の2として整理する。
by shingen1948 | 2010-02-21 05:21 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)