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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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 「祓川に雨水貯留施設整備へ【毎日新聞福島版(2019/11/22)】」の記事では、今回の台風19号による8軒の床上浸水被害だけではないことが記される。
 「今年度は床上、床下浸水を伴う氾濫が5回起きている」とある。
 今回以前に4回もの氾濫に見舞われていたというのだ。
 
 そのうちの1回は台風15号時なのだと思う。ただ、「今回の豪雨が身近なところにもたらしたこと」で記したように、テレビのテロップで見たのは「森合台の前の1軒が床上浸水」ということだ。
 森合台の前は、もっと北側で、秡川からは離れている。
 しかし、ここが浸水したとするならば、この辺りも同様な事が起きたとしてもおかしくはなさそうだ。この翌日の新聞報道では、福高前で冠水する祓川の写真が掲載されているのも見ている。
 
 まず、清水水位観測局のデータを確認すると、この時の最高水位は2m8㎝だった。
 これと台風19号時の水位や昭和61年8月豪雨 (8.5洪水)時の水位と比較してみる。
 台風19号時の最高水位は3m60㎝に達していた。そして、昭和61年8月豪雨 (8.5洪水)時の水位は2m52㎝だった。
 松川の水位で見る限りでは、昭和61年8月豪雨 (8.5洪水)時の2m52㎝にも達していない。それでも秡川は氾濫したという事のようだ。それどころか、報道されることはないのだが、そこにも達していない時に3回も氾濫が起きていたというになるのだろうと思う。

 ここまで整理してくると、気になってくるのが森合のアンダーパスの水位との関りだ。地形的に見て、ここで溢れた水は道路を伝ってガード下に流れ込むはずだと思えるからだ。

 なお、この時には濁川と八反田川流域にレベル4の避難勧告が出されたという情報もあった。
 今回の整理で見つけた沖高水位観測局の台風15号時の情報も確認できる。これを読み取ってみる。

 9日7時10分頃から水位が上がり始め、9時30分には水防団待機水位1m以上となった。12時20分には氾濫注意水位1m35㎝を越え、そのまま水位は上昇し続けだ。13時30分には1m84に達したが、15時30分には氾濫注意水位より水位が下がった。
 17時30分には水防団待機水位よりも水位が下がった。
# by shingen1948 | 2019-12-09 17:42 | ◎ 地域散策と心の故郷 | Comments(0)
 前回、警戒水位と周りの地形とのかかわりについて前回整理したところだが、勘違いがあったので修正する。
 これが、秡川の水位観測地点に描かれるメジャーだ。
a0087378_8564673.jpg
 前回、おおよそ雨水が秡川に流れ込む口の高さを75㎝としたが、これが読み間違いだ。その高さは約1mのようだ。これは、この辺りの堤防で最も低い処と同じような高さだ。

 これに伴う警戒水位の意味あいも読み間違っていたことになるので修正する。

 前回、警戒レベル1の水位と水が秡川に流れ込む口の高さを同じ75㎝と見たので、逆流雨水溝への逆流警戒と見たが、そうではなさそうだ。
 次のレベル2の浸水注意水位に向けての準備段階という意味合いだと思われる。

 このレベル2だが、100㎝とのことだが、この水位はこの辺りの堤防で最も低い処の高さでもある。また、雨水の排水溝の高さでもあるということになる。
 したがって、このレベルは雨水溝に逆流したり、冠水が始まったりする可能性のある水位と推測されるということだろうと思う。

 レベル3浸水危険水位(120㎝)は前回整理の通りだ。
 堤防の上に積み重ねられたブロックや板塀の高さを越えて浸水する危険性のある水位ということになるようだ。
a0087378_924524.jpg
 周りを見回すと、今もあちこちに土嚢が積まれたままになっている。「祓川に雨水貯留施設整備へ【毎日新聞福島版(2019/11/22)】」で、「10月の台風19号で8軒が床上浸水するなど」したという記事と重なる風景なのだろうと思う。
# by shingen1948 | 2019-12-08 09:03 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)
 「今回の豪雨が身近なところにもたらしたこと②の2」で、秡川の豪雨被害にかかわる情報についてふれた。
 「祓川に雨水貯留施設整備へ【毎日新聞福島版(2019/11/22)】」の報道の記事によると、今回の対策として雨水貯留施設が整備されるとのことだった。
 その記事の中に、以前から水位計が設置されていたという情報があった。

 これが、その水位計だろうと思われる。
a0087378_944379.jpg 
 その水位は、福島市の「秡川水位の確認」のページで確認することができる。
 堤の脇に記される水位計と見比べると、水位約1mで右側の堤防から水が溢れるような感じだ。その堤防の上に約20㎝のブロックが積み重ねられている。また、写真奥には同じ高さの板塀が設置されていることが分かる。

 警戒水位を確認すると、レベル1が75㎝とのことだ。周りの風景と見比べると、おおよそ雨水が秡川に流れ込む口の高さだ。この高さを越えれば、水は雨水桝を通して道路側に逆流していくレベルと推測する。
 レベル2が100㎝とのことだ。この辺りの堤防で最も低い処の高さのようだ。越水が始まるレベルと推測する。
 レベル3は120㎝とのことだ。堤防の上に積み重ねられたブロックや板塀の高さとかかわるようだ。ここからは近所の民家の浸水被害が想定される水位だと推測する。
# by shingen1948 | 2019-12-06 09:48 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)
 結果的には、松川流域で大きな災害にはならなかった。しかし、確認を進めていくと、この水位は何が起きたとしてもおかしくないということであったらしいことが分かる。
 水位で見る限り、昭和61年8月豪雨 (8.5洪水)時の2m52㎝を越え、3m60㎝に達していたということだ。それでも、河川敷が冠水するかどうかだったというのは改良工事の賜物ということらしい。
 これが、もう少し増水したり、この状態が長く続くことがあったりしたならば、大きな災害になった可能性があったということのようだ。

 「避難情報」から松川付近の警戒レベル4以上の情報を拾って確認する。

 19:15   警戒レベル4荒川・大森川・濁川・八反田川流域に避難勧告発令
 20:25  警戒レベル4濁川・八反田川流域に避難指示(緊急)発令 
 22:00  福島市に大雨特別警報発表
 22:10  警戒レベル4松川流域に避難勧告発令

 御近所の情報通によれば、避難行動は松川流域の方の方が八反田川流域の方よりはやかったらしい。八反田川流域に避難勧告が発令された19:15に避難所として平野中学校が追加されるのは、そのこととかかわるのかもしれない。

 「今回の豪雨が身近なところにもたらしたこと④」で記したように、豪雨にかかわる近況が分かる情報を得る準備をしたのは、台風21号から変わった熱帯低気圧の影響でまた大きな被害が予想された時からだ。清水水位観測所のデータと観測用ライブカメラで松川の状況を確認しようと思った。
a0087378_9473834.jpg この写真の左手の塔がその観測用ライブカメラだと思う。ここは新上松川橋付近だが、ここから下流の阿保原橋、上松川橋方向を捉えているようだ。
 多分、映像から河川敷が冠水する勢いがあると読み取れるようなら、流域に大きな被害が予想されるという事なのだろうと想像する。
# by shingen1948 | 2019-12-04 09:48 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)