地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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カテゴリ:☆ 地域・自治話題( 130 )

 「高子から全国に発信される文学活動②~熊阪台州氏⑧」で、明治時代の文豪森鴎外氏が「西遊紀行」を参考文献として挙げているらしい情報にふれた。
 「レファレンス協同データベース」の市川市の次のような事例だ。
 森鴎外の「北游日乗」(鴎外全集第35巻 1971)に、真間の手児奈の祠に詣でた際の詩を挙げ、「てこな」とは「蝴蝶」のことであることを熊阪子彦の説によったと述べている。この熊坂子彦の説とはどのようなものであったのか知りたいという問いだ。
 そこには、「最是傷情蝴蝶祠、熊阪子彦の説に氐胡奈とは蝴蝶の義なりといへるに據りたりとあり、万葉集に記される『真間の手児奈』のテゴナも蝶にちなむ名であろう」という記述があるようだ。

 ここから、明治時代の文豪森鴎外氏が「西遊紀行(熊阪台州氏)」を参考文献と引いているということに注目して話を展開してきた。
 「北游日乗」は森鴎外の日記であり、地域史家の人達は、地域の史跡等に森鴎外氏がどうかかわるかを確認するのにあたることが多い。この場合も、「真間の手児奈」に関する史跡に森鴎外が訪ねる痕跡を確認している中での問いなのだろうと想像できたが、その内容についての確認はしていなかった。

 今度はその確認をしておきたいのだが、その為には、素養として知っていなければならない事がある。その持ち合わがないのだ。
 暫くは、巷で批判されているコピペでの確認をしていくしかない。

 この問いで、当然素養として知っていなければならない事は、「真間の手児奈」に関する史跡の事と、この「真間の手児奈」に関する言い伝えに関することだ。
 これ等は既知の事だとの前提で発せられている問いなのだ。まずは、この事について「ウィキペディア」で確認する。

 「手児奈」は、勝鹿(葛飾)の真間(千葉県市川市)に、奈良時代以前に住んでいたとされる伝説の女性とのこととある。
 この手児奈は、舒明天皇の時代の国造の娘なそうだが、一度近隣の国へ嫁いだが、嫁ぎ先の国との間に争いのために、再び真間へ戻ったのだそうだ。
 嫁ぎ先より帰った運命を恥じて、実家に戻らずに、我が子を育てながら静かに暮らしていたのだそうだ。しかし、男達は、手児奈を巡って再び争いを起こしてしまうという。その位持てたということだ。
 このことが嫌になった手児奈は、真間の入り江に入水してしまったのだという言い伝えがあるらしい。
 史跡としては、その手児奈を祀ったとされるのが「手児奈霊神堂」ということで、入水地とかかわるというのが「真間の継橋」ということのようだ。

 この伝説は、この真間の地に国府がおかれた後、都にも伝播し、詩人たちの想像力をかきたてたという。その代表作が、万葉集の高橋虫麻呂や山部赤人によって詠われたものだとの紹介が多い。
 この程度の最低限の知識で、事柄としては理解できそうだ。ただ、文人が興味を持っているというその心情まで察するのには、その作品にふれることまで予備知識として必要になるのだと思う。
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by shingen1948 | 2016-12-25 10:35 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)
 「鹿児島・川内原発再稼働へのカウントダウン始まる」→「福島県知事選結果ではずみがついた鹿児島・川内原発再稼働の行方」として整理しているが、その手続きはもう直ぐ完了するようだ。
 「鹿児島知事7日にも再稼働同意 川内原発、手続き完了へ【東京新聞(2014/11/6)】」では、県議会は7日の臨時議会の本会議で再稼働を求める陳情を採択する見通しだが、県議会の進行次第では、知事の表明が週明け10日以降にずれ込む可能性もあるとしていた。
 しかし、「川内原発再稼働:鹿児島知事7日同意 県議会委が賛成採択【毎日新聞(2014/11/7)】」によれば、鹿児島・川内原発再稼働に向けて、鹿児島県議会、鹿児島県知事の同意手続きが7日中には完了する見通しになったとのことだ。
 記事中、特別委の傍聴席からのヤジ中に「福島の現状を知っているのか」との福島が登場するようだが、委員長から退席を命じられたとか。

 その福島は、ニュース上かかわりあいはない。福島では、福島県知事選結果に満足し、酔いしれる民主党のニュースが流れる。
 知事選で民主党主導で民主、自民、公明、社民が相乗り支援構図を作り上げたことが最大の勝因なのだとか。それに異を唱えた前代表の取り扱いについては先送りになるようだ。
 「福島県知事選結果ではずみがついた鹿児島・川内原発再稼働の行方」で、冷めた福島県民の見え方として、政治屋さん達が、福島県政のコップ中で主導権争いが行われているように見えるとした。
 下には下があるようで、もっと小さな党内の主導権争いが行われているのだとか。
 「民主県連:新代表に吉田氏 /福島【毎日新聞(2014/11/5)】」
 http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20141105ddlk07010204000c.html
 民主党県連は4日、常任幹事会を開き、代表を辞任した増子輝彦参院議員の後任の新代表に、代表代行の吉田泉衆院議員を選んだ。任期は、前任の残任期間である2016年2月まで。
 新代表の吉田氏は、知事選で民主、自民、公明、社民が相乗り支援して内堀雅雄氏(50)が当選したことについて「あの(選挙)構図を作り上げたことが最大の勝因」と総括。そのうえで来秋の県議選について「知事選では協力してきた自民党と、県議選ではぶつかる。野党間協力は大いに考え、少しでも現有勢力を伸ばしたい」と意欲を示した。県議会(58人)では最大会派の自民が29人なのに対し、民主系会派「民主・県民連合」は14人。
 内堀氏への支援に難色を示していた前代表の増子氏は9月に代表の辞任届を提出し、県連は10月に受理していた。この日の常任幹事会では、内堀氏支援に消極的だった増子氏への対応について「感情的になるので、時間をおいて考える」(吉田氏)と検討を先送りした。【岡田英】

 「川内原発再稼働:鹿児島知事7日同意 県議会委が賛成採択【毎日新聞(2014/11/7)】」
 http://mainichi.jp/select/news/20141107k0000m010141000c.html
 九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働の可否を審議する鹿児島県臨時議会の原子力安全対策等特別委員会(15人)が6日開かれ、再稼働を求める陳情を賛成多数で採択した。7日の本会議でも再稼働賛成の陳情が採択され、同日中に伊藤祐一郎知事が同意表明する見通し。薩摩川内市に続き、県も再稼働を容認すれば一連の地元同意手続きは終わる。
 特別委は計32件の陳情請願を審議した。このうち31件が再稼働反対で、1件が賛成。冒頭、県原子力安全対策課の担当者が、川内原発周辺5市町で10月に開かれた住民説明会の状況と会場で参加者にとったアンケート結果を説明し、「住民の理解を得られたと考えている」と述べた。
 委員は「エネルギー事情を考えると、再稼働を容認せざるを得ない」「現状でとても安全とは言えない」と、それぞれの立場から意見陳述した。再稼働賛成の委員が意見を述べると、傍聴席から「福島の現状を知っているのか」「命を守れ」などと声が上がり、中村真委員長から退席を命じられる場面もあった。
 特別委は午前10時に開会したが、陳情1件ずつに長時間の質疑があり、採決は深夜にもつれ込んだ。32件の陳情を提出された順に1件ずつ挙手で採決し、再稼働反対陳情を賛成少数ですべて否決する一方、薩摩川内市の商工団体などから出されていた賛成陳情を委員長を除く11対3の賛成多数で採択した。
 県議会棟周辺には再稼働に反対する市民グループのメンバーら約80人が集結し、「さよなら原発」などと書かれたのぼりや横断幕を掲げ抗議した。
 川内原発を巡っては、立地市の薩摩川内市議会と市長が10月28日に再稼働に同意。伊藤知事は5日の臨時議会初日に「判断する時期に来ている」と述べて、近く結論を出す意向を示した。毎日新聞の取材では県議の過半数が再稼働を容認しており、最終日の7日、本会議で再稼働賛成の陳情が採択されるのは確実な情勢だ。これを受けて、伊藤知事が本会議終了後に同意を表明するとみられている。【津島史人、杣谷健太】

 
鹿児島知事7日にも再稼働同意 川内原発、手続き完了へ【東京新聞(2014/11/6)】
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014110601000983.html
 鹿児島県の伊藤祐一郎知事が、九州電力川内原発1、2号機(同県薩摩川内市)の再稼働について、7日にも同意を表明する方向で調整していることが分かった。複数の関係者が6日、明らかにした。
 県議会は7日の臨時議会の本会議で再稼働を求める陳情を採択する見通し。立地自治体の薩摩川内市の市長と市議会は既に同意しており、県議会の判断を受け、伊藤知事が表明すれば、知事が示した再稼働の地元同意の手続きが完了する。
 ただ、県議会の進行次第では、知事の表明が週明け10日以降にずれ込む可能性もある。
(共同)

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by shingen1948 | 2014-11-07 06:40 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)
 先に、小渕優子前経済産業相が福島来県をもって経済産業相来福を簡略化して、前のめりに鹿児島県入りを目指すかににも見えたが、省略はしなかった。
 省略したのは、東京の報道だった。福島の地で「鹿児島県の川内原子力発電所は、事故が起こらないよう、万全な備えをした上での再稼働だ」と発言しても、それはもはやニュースにもならなかった。
 今回の福島県知事選で、福島県民の意識は封印できると踏んだのは報道機関のようだ。

 経済産業相の鹿児島入りについては、その東京のネット配信報道でも拾うことができた。
 政府は鹿児島県入りを11月1~3日を軸に日程調整していたようだが、その予定通りに3日に鹿児島県入りしたようだ。
 ここで宮沢氏が伊藤知事に「(再稼働への)理解をお願いしたい」と要請の儀式を行ったようだ。
 知事が「近く県議会が判断するので、それを踏まえて総合的に判断したい」と応じたのだとか。

 「川内原発再稼働、鹿児島県同意へ 知事近く表明【東京新聞(2014/11/3)】
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014110301001485.html
 宮沢洋一経産相は3日、鹿児島県の伊藤祐一郎知事や県議会の代表と県庁などで会談し、九州電力川内原発1、2号機の再稼働への理解を求めた。知事は会談後の記者会見で「再稼働の必要性を明解に説明してもらった」と述べ、同意に前向きな意向を示した。7日に県議会が同意する可能性が高く、その後、知事も同意を表明する見通し。
 すでに立地自治体の薩摩川内市と市議会も同意しており、知事が同意すると、再稼働に必要な地元手続きは完了する。
 宮沢氏は伊藤知事に「(再稼働への)理解をお願いしたい」と要請。知事は「近く県議会が判断するので、それを踏まえて総合的に判断したい」と応じた。
 (共同)
 こちらは、福島県内のネット配信報道では拾えなかった。
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by shingen1948 | 2014-11-05 06:20 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)
 鹿児島・川内原発再稼働に向けて、鹿児島県議会、鹿児島県知事の同意手続きに進むようだ。
 経済産業相の鹿児島県来県が、同意手続きの一つにあるらしい。
 その経済産業相は、東京の電力会社の事故以降は福島県来県が通例の手続きがあるようで、報道によるとその手続きが11月1日に行われたようだ。
 「鹿児島・川内原発再稼働へのカウントダウン始まる②」で、「先に小渕優子前経済産業相が福島来県をもって簡略化し、前のめりに鹿児島県入りを目指すかに見える」としたが、そこは省略しないらしい。

 先の東京の報道によれば、政府は鹿児島県入りを11月1~3日を軸に日程調整していたようだが、その日程に合わせて福島県来県をしている事が分かる。
 宮沢大臣の視察後の記者会見の言葉の報道から、文節メモに戻してみる。
 ① 起こしてはならない事故の現場は見た。
 ② 鹿児島県の川内原子力発電所は、事故が起こらないよう、万全な備えをした上での再稼働だ。
 ∴ ①と②より、川内原発の再稼働を進める国の方針に変わりはない。
 多分、東京の電力会社の発電所も、事故前に聞いたのは万全な備えの発電所だったはず。それでも事故を起こしたという反省はなさそうだ。
 今回の福島県知事選で、福島県民の意識を封印できると踏んでいるように見えることには変わりない。

 報道によると、鹿児島では既に再稼働反対、賛成の陳情が10月27、28日の2日間原子力安全対策等特別委員会で審査済みのようだ。
 既に準備は整っていて、宮沢洋一経済産業相の鹿児島入り待ち状態。
 これから宮沢氏が鹿児島県入りし、再稼働の必要性を説明した後、県議会の同意、伊藤祐一郎県知事の同意手続きに進み、原発事故前に戻すようだ。
 それはビックニュース扱いになるだろうが、もはや福島県入りはその前の手順という茶番でしかなく、ネット上、東京新聞のニュース項目にすら見かけない。

 「宮沢経産大臣 福島原発視察【NHK(2014/11/2)】」
 http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055852071.html
 宮沢経済産業大臣は、東京電力福島第一原子力発電所を訪れ、「廃炉を着実に実現していく。福島の復興なくして日本の再生はない」と述べ、国としても廃炉や汚染水対策に全力をあげて取り組む姿勢を強調しました。
 宮沢経済産業大臣は1日大臣に就任した後、初めて福島県を訪れ、福島第一原発を視察しました。
宮沢大臣は廃炉などの作業にあたる作業員らを前に「たいへん困難で、重要な仕事を着実に実行していることに、心から敬意を表したい」と激励しました。
 その上で「廃炉を着実に実現していく。福島の復興なくして日本の再生はない」と述べ国としても、廃炉や汚染水対策に全力をあげて取り組む姿勢を強調しました。
 このあと宮沢大臣は▼汚染水から放射性物質を取り除く設備や、▼建屋の周囲の地盤を凍らせて地下水の流入を防ぐ、「凍土壁」を建設している現場を視察しました。
 宮沢大臣は視察のあと、記者団に対し、「起こしてはならない事故の現場を見た。一方で、鹿児島県の川内原子力発電所は、事故が起こらないよう、万全な備えをした上での再稼働だ」と述べ、川内原発の再稼働を進める国の方針に変わりはないという考えを示しました。

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by shingen1948 | 2014-11-03 06:20 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)
 与野党相乗りで県民から選択肢を奪って行われた今回の福島知事選では、佐藤県政を引き継ぐとした官僚の方がその座に着いた。
 復興への支えとして政府との関係を壊したくない思い優先ということも、建前だけのようだ。各報道によれば、画策された政治屋さん達は、福島県政というコップの中で、今もその画策の主導権争いが行われているのだとか。
 これが冷めた福島県民の見え方かな。

 しかし、先に「東京では、福島県知事選結果を鹿児島・川内原発再稼働のはずみとするらしい」で整理したように、「安倍政権は、知事選で原発再稼働が否定されなかったとして、再稼働に向けた手続きを進める構え」とのこと。
 全国的には、レベル7の原子力災害に見舞われた福島の知事選でも、福島県民はもの言うことがないということをアピールできたということだ。

 国民やメディアの最大の注目てある小渕氏のニュースの陰に、その原発再稼働の動きの情報は流れていた。
 「川内再稼働に市長も同意 『事故責任、国が負うべき』【東京新聞(2014/10/28)】」
 九州電力川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市の岩切秀雄市長は28日、市議会の臨時議会後の全員協議会で「国の責任の下で再稼働することを立地自治体として理解する」とし、再稼働に事実上同意を表明した。
 その後の記者会見で「日本の経済発展で国が責任を持って再稼働させられる原発は動かしてほしい」と強調。ただ将来的には廃炉が必要との認識も示し、「原発に依存していては日本が成り立たなくなる。次世代エネルギーの研究も進めないといけない」と語った。
 川内原発で重大事故が起きた際の責任には、「一義的には電力事業者だが、最終的には国が負うべきだ」と述べた。(共同)
 地元とは、川内市議会、川内市長、鹿児島県議会、鹿児島県知事なそうだ。次のステップは、鹿児島県議会と鹿児島県知事の手続きらしい。ただ、先の選挙で結論は既に見えていて、日程の問題でしかないらしい。

 経済活動が人間の営みである以上、経済最優先は人間の最優先でなければならないとする経済最優先の安倍政権の原発推進の勝利は目前。
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by shingen1948 | 2014-11-01 06:32 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)
 任期満了に伴う福島県知事選は10月26日(日曜日)に行われた。
 その結果は、下馬評通り前副知事の内堀雅雄氏が、共産党と新党改革が支援した元岩手宮古市長の熊坂義裕氏ら5人を破り、初当選した。

 福島の地で生活する者の大半は、与野党相乗り構図の時点で選挙に関心を失ったのだと思う。
 野党である民主党、社民等が早くから内堀氏の支援を表明していて、それに対して自民県連は独自に鉢村氏の推薦を表明していた。
 それが、7月の滋賀県知事選で自民候補敗北政府与党としては選挙戦に負けられないという理由から、鉢村氏推薦を取り消し内堀氏支援に回ったのだ。
 この画策の結果、内堀氏は自民、民主、公明の各党が支援する格好となった。
 これが、福島県内で見えている与野党相乗りの構図になった経緯かな。

 しかし、この福島知事選結果を東京では次のように見えるようだ。
 「福島知事に内堀氏初当選 相乗りで論戦深まらず【東京新聞(2014/10/26)】」
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014102601001494.html
 任期満了に伴う福島県知事選は26日、自民、民主、公明、社民などの各党が支援した前副知事で無所属の内堀雅雄氏(50)が、共産党と新党改革が支援した元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)ら5人を破り、初当選した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、初の知事選。震災復興と原発政策が争点となったが、各党が相乗りで内堀氏を支援したこともあり、議論は深まらなかった。
 投票率は前回を3・43ポイント上回る45・85%で、過去2番目に低かった。
 安倍政権は、知事選で原発再稼働が否定されなかったとして、再稼働に向けた手続きを進める構えだ。
 注目は、最後の二行「安倍政権は、知事選で原発再稼働が否定されなかったとして、再稼働に向けた手続きを進める構えだ」
 これが不思議な東京での見え方らしい。
 その見え方で内堀雅雄氏の公約を眺めれば、確かに原発廃炉方針継承は表明したが、県外の原発再稼働までは否定しなかった。
 原発問題の争点化を回避したい安倍晋三政権の思惑での争点ぼかしが功を奏し、原発再稼働問題や原発輸出の是非が、レベル7の原子力災害に見舞われた福島の知事選で争点に浮上することはなかったとも見える。
 
 様々な動きがあったが、一貫して権力側の攻勢に終始し、ついに福島知事選で権力側がしたたかにその勝利を確実にしたという見え方のようだ。

 この東京流儀の筋に従えば、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働問題に内堀氏が言及することがなかったが、会津でも支持されたという結果がある。
 福島県内で最も影響が懸念される会津でも、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働が否定されなかったととらえられるということかな。
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by shingen1948 | 2014-10-28 06:15 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)
 原発再稼働について、薩摩川内市議会がに同意したあたりまで確認していたが、薩摩川内市長の同意まで進んだかどうか確認していなかった。
 それが、いつの間にか県議会の同意の話まで進んでいるらしい事を【東京新聞(2014/10/24)】の「鹿児島、来月5日にも臨時県議会 川内原発の再稼働判断へ」の記事で知った。
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014102401001400.html
 次の部分から、福島がどう見られているかが分かる。
 「池畑氏は15日に小渕優子前経済産業相に来県を要請。後任の宮沢洋一経産相も早期に地元入りする意向を表明しており、政府は11月1~3日を軸に日程の調整をしている」
 東京の電力会社の原発事故後、経済産業相が儀礼として就任後は福島県来県が通例だと感じていたのだが、今回は、前のめりに鹿児島県入りを目指しているように見える。先に小渕優子前経済産業相が来県したことをもって簡略化しようということかな。
 その背景に、今回の知事選では福島県民の意識は、民主・公明・社民の各政党と連合福島、県農政連、県町村会などの協力で封印できると踏んでいることがあるように見える。
 「鹿児島、来月5日にも臨時県議会 川内原発の再稼働判断へ【東京新聞(2014/10/24)】 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014102401001400.html
 鹿児島県の池畑憲一議長は24日、自民党の原子力政策・需給問題等調査会の会合で、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働の判断をめぐり「11月初めを軸に臨時議会の開催を検討している」と述べた。
 関係者によると、鹿児島県議会は11月5~7日の日程で本会議を開く方向で調整している。
 池畑氏は15日に小渕優子前経済産業相に来県を要請。後任の宮沢洋一経産相も早期に地元入りする意向を表明しており、政府は11月1~3日を軸に日程の調整をしている。
 宮沢氏が再稼働の必要性を説明した上で、県議会として判断し、最終的に伊藤祐一郎県知事が同意する見通し。
(共同)

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by shingen1948 | 2014-10-25 06:42 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)
 メディアとしての本日のビックニュースは、小渕優子前経産相と松島みどり法相の辞任のようだ。大きく扱ってくださっているのに、3面記事を読む興味しか持てないのは不遜なのかもしれないとも思う。
 それよりも気になるのは、社会面の隅に押しやられた「鹿児島・川内原発:再稼働賛成の陳情採択 薩摩川内市議会委「同意」表明【毎日新聞(2014/10/21)】」のニュース。
 いわゆる「地元」が原発の再稼働に同意する儀式がスタートした瞬間だ。これを受けて、地元市長が原発の再稼働に同意することになるのだろう。
 これからは、原発再稼働は単なる日程問題でしかなくなるのだろうと思う。
 http://mainichi.jp/shimen/news/20141021ddm041040114000c.html

 先に、伊藤県知事は「地元」の範囲を県と薩摩川内市と定義していると聞く。ということは、「地元=薩摩川内市議会+薩摩川内市長+鹿児島県知事+鹿児島県議会」ということだ。その薩摩川内市議会が原発再稼働に同意し、間もなく薩摩川内市長の同意まですんなりと進む。
 これから県の同意に進むのだが、既に2012年の鹿児島県知事選で反原発運動を主導した候補者が敗れている。
 今年12月までには、順調に県議会と県知事の同意が進むのだろうと見られているらしい。

 メデイィアがビックニュースとするニュースとのかかわりでは、今回お辞めになる小渕優子経済産業相は、説明会の内容について「不安が払しょくされたという声もあったと聞いている」と発言していて、岩切川内市長に再稼働に向けての判断にいい材料を与えられたことかな。

 我が福島のかかわりだが、今回の知事選では、民主・公明・社民の各政党と連合福島、県農政連、県町村会などの諸団体の協力で、福島県民の意識は、この事に反映されないように仕組まれたようだ。

 既にハードルはなく、もう日程をこなすだけの状態らしく、安倍首相も九電会長ら九州財界首脳との会食で、「川内はなんとかしますよ」と応じているとも聞く。
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by shingen1948 | 2014-10-21 12:06 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)
 一人区の福島県で、自民党の森雅子が脱原発を訴えて圧倒的な票を集めて当選した。再稼動に舵を切った自民党公認の候補者で、閣僚経験者でありながら、首相夫人同様、堂々と脱原発を訴えて見事な当選だった。
 選挙期間中、本部の方針とのねじれにかかわって、原発輸出や県外の原発再稼働については、その態度を曖昧にしてきたところだが、圧勝を受けて、県内の廃炉の訴えは維持しながらも、県外の原発の再稼働推進については、安倍政権の原発再稼働推進の立場に同調する姿勢を明確にしたとのこと。
 これも、そうなるだろうということは誰もが分かってはいたことだが、……。とりあえず、確認しておく。

 「【参院選与党圧勝】謙虚に政策遂行を【福島民報<論説>(2013/7/22)】」から、福島の原発事故に関わる現状を表記した部分をお借りして確認する。
 http://www.minpo.jp/news/detail/201307229778 
 本県は、原発事故で拡散した放射性物質の除染が遅れている。県内外にいまだに約15万人が避難したままだ。東電の賠償は滞り、国の賠償支援金は限度額に近づいた。追加支援が急務だ。
 原発事故の収束は、先が見通せてない。汚染水は増大し、海洋への拡散が疑われる。事故原因である溶融した燃料は、どこにどんな形であるのか分からない。作業進展に向けた人材の確保と育成、技術開発が待たれる。
 一方、復興の歩みは遅い。資材や人材の不足が足かせとなっている。風評被害は続く。農産物の価格は低迷し、観光地の入り込みも震災前を下回る。県や市町村が解決できない問題ばかりだ。原子力を国策として進めた政府は、課題を解決する責務がある。
 福島県民の現況認識は、おおよそ記されたた状況だと思う。そんな状況に置かれた福島県民のけなげな声を代表する方(=森雅子氏)が、共にその国策を支持して進めていきたいと表明したことは、自民党本部の心強い支援になるのだろうなと思う。
 「政府方針に従う」県外原発の再稼働で森氏、県内は廃炉強調【福島民友(2013/7/22)】
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130722-00010022-minyu-l07 
 参院選福島選挙区で再選を果たした自民党現職の森雅子氏(48)は21日、当選後の報道陣の取材で県外原発の再稼働について「政府の方針に従う」と述べた。
 森氏は選挙戦の訴えなどで県内全原発の廃炉を強調しているが、県外原発については、安倍政権の原発再稼働推進の立場に同調する姿勢を明確にした。
 ただ再稼働の判断については「(原子力規制委員会の)安全基準をクリアした上で地元の理解を得ていくこと(が必要)」との見解を示した。「被災地選出の議員として原発事故の被害の悲惨さをしっかり伝え、安全な避難路の確保や対処法を訴えていく」とも述べ、東京電力福島第1原発事故の教訓を生かすよう提言する考えを示した。
 一方、県内の原発について、森氏は福島民友新聞社のインタビューに対し「福島県で(再稼働に)地元理解が得られるわけがない。廃炉作業も国が前面に立つよう主張していく」と述べ、閣内で全基廃炉を訴える姿勢を示している。

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by shingen1948 | 2013-07-25 05:59 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)
 分かってはいたことだが、福島の人たちが選んだのは自民党だった。この党、少なくとも原発問題ではねじれた説明をして、口をつぐんで本音を語らなかった。全国的な傾向の問題ではなく、こんなに痛めつけられている福島県民が、この党に期待したという意義が大きいかな。
 その痛みは、人間の豊かさを求める欲望が、自然の摂理を越えた事の象徴が、原発の問題であるということの実感を伴ったはずだと思うのだが、……。しかも、その欲は、他所様の便利さの欲望を基盤として、県内の欲は、付随した欲で、これにぶら下がる構図なのだと思うのだが、……。
 そして、少なくとも福島県民は、核燃料サイクルがうまくまわっていないことは皆が知っているはず。使用済み核燃科が出ても、処理する再処理工場もまわらない。まわってもプルトニウムを燃やす高速増殖炉『もんじゅ』は完成していない。高レベル放射性廃棄物を埋めようとしても地層処分する候補地すら見つからないことを。

 今回の自民党のエネルギー政策を確認すれば、再稼働について衆院選時の公約「原子力に依存しなくてもよい経済・社会構造の確立を目指す」との文言を外し、「地元自治体の理解が得られるよう最大限努力する」としている。政調会長の発言の中には、産業競争力の維持には電力の安定供給が不可欠としたうえで、「原発は廃炉まで考えると莫大なお金がかかるが、稼働している間のコストは比較的安い」と語ったことも。
 そして、自民党福島県連は福島県民向けに脱原発を掲げはしたが、この勝利を受けて、再稼働に向けて「地元自治体の理解が得られるよう最大限努力する」ことになるのだろう。

 原発事故直後から、経済人と称する方々が利益重視、株主重視の経営をもとにした発言が主流である事に違和感があったが、「同友会、東電後押し 福島第1原発を視察【河北新報(2013/7/14)】」も、その情報の一つ。
 この会の代表幹事が、福島第一原発視察をもとにした柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を目指す東京電力を後押ししたのだとか。
 http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130714t63015.htm
 この会を確認すれば、元々の理念はあったようだが、現在はこの会を経て、経団連や日商の要職に転ずる「財界人養成所」的な存在らしい。
 あるべき経済社会のあり方を広く訴えていくとするこの会が、「経済状況やエネルギーの安全保障を考えれば、安全性が担保された原発はできるだけ早く再稼働すべきだ」と福島第一原発視察をもとに述べ、柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を目指す東京電力を後押ししたということの意義は大きいらしいので、情報を固定しておく。
 「同友会、東電後押し 福島第1原発を視察【河北新報(2013/7/14)】」
 福島県いわき市で夏季セミナーを開いた経済同友会は13日、福島第1原発を視察した。長谷川閑史代表幹事は「経済状況やエネルギーの安全保障を考えれば、安全性が担保された原発はできるだけ早く再稼働すべきだ」と述べ、柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を目指す東京電力を後押しした。
視察には会員19人が参加。東電の広瀬直己社長が同行した。廃炉作業が続く1~4号機や護岸の地下水遮水壁の工事、周辺の除染現場をバス車内から見て回った。
 東電の高橋毅福島第1安定化センター所長は除染の成果を強調し、「楢葉町は放射能のレベルが非常に低い。富岡町南部も1時間で1マイクロシーベルトを超えないくらいで結構低い」と説明した。
 同友会は11、12の両日、いわき市で夏季セミナーを開催。13日は福島第2原発(富岡、楢葉両町)も視察し、3日間の日程を終えた。

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by shingen1948 | 2013-07-23 04:28 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)