地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン

2007年 08月 16日 ( 1 )

  「ヒロシマナガサキ」で、広島の被爆者証言者の一人として、映画に出演している中沢啓治氏は、「はだしのゲン」の作者である。爆撃で父、2人の兄弟姉妹をなくしている。
映画の中で、
「よっぽど衝撃が強かったんでしょう。もう記憶はばっちり残っているんですね。だからもう、鮮明に、あのセット作れと言われたらそのまま作っちゃいますよ。」
と証言している。

その「はだしのゲン」が、フジテレビ系で「 千の風になってドラマスペシャル第3弾」とし、前編後編の二部に分けて放送されたものをみた。

フジテレビサイト(http://www.fujitv.co.jp/gen/index.html)で、「はだしのゲン」の原作者中沢啓治氏は、このドラマについての期待を述べていた。
この作品については、原爆の悲惨さも出ているし、ゲンら子供たちが生き生きと描かれていると満足しているようだった。核の問題が動いている今、戦争と核の恐ろしさが伝われば、阻止できるという願いをこのドラマにも込めているようだった。

正直なところ、2人の子役の演技に心を奪われて、深刻な何かを軽く見ている自分に、少し後ろめたいものを感じていた。しかし、この原作者の伝えたかったのは被爆の実相と言い切る。それならば、それは泣き笑いしながらも、充分自分も感じていたと安心する。
  そして、今回の映画「ヒロシマナガサキ」の素晴らしさは、証言者の語りと資料によって被爆の実相を伝えたことであるということを改めて思う。

  なお、「はだしのゲンのテーマ」は、麦なそうだ。冬の冷たい霜柱を押しのけて、芽を出し、踏まれても、麦はまっすぐ豊かな穂を出す。戦争や原爆を吹っ飛ばして生きる人の人生の応援歌として、このマンガを描いたとのことである。

「はだしのゲン」の作品概要
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by shingen1948 | 2007-08-16 06:47 | ☆ 映画話題と視聴記録 | Comments(0)