地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン

2007年 08月 02日 ( 1 )

  自分では普通に見過ごしてきたことが、人によっては見過ごせないことがあり、しかも言われてみればなるほどと納得してしまうことがある。

 ニュースとしては古くなってしまったが、安倍首相が、中越沖地震で急きょ、官邸から陸上自衛隊のヘリで被災地に入り、柏崎原発を視察したことに対して、批判的な意見にであったが、これもその例だ。

 この被災地視察が批判されているのは、政府調査団が派遣され、連絡対策室を設けられる前の出来事であることであることであり、地震発生から何時間も経たないうちに東京電力柏崎原発を訪れていることのようだ。

  批判の理由の一つは、今回の参院選の票稼ぎのために動き回ったことが、実は一刻を争って人命救助に従事しなくてはならない人の邪魔をしているという結果に気づけという批判である。
 被災した直後にエライ人が上空から舞い降りてこられて、多数の護衛の準備に人手を取られ、猫の手も借りたい現場は、いい迷惑だったろうというものだ。

 もう一つの理由は、指揮官である自分の安全をないがしろにしていることである。
指揮官は、素早く安全な場所で、全体を見回して指揮を執れという批判だ。
 6強という大きな地震には、6弱程度の余震は十二分に有り得ることである。しかも、一度大きな地震に出会った後は、どこもダメージを受けているから、危険は大きい。更には、火災も発生し、実態がはっきりしていない原発の視察を、指揮官である首相が率先してやるべきなのかという批判である。

 行動力ととるかどうかは別にして、指揮官は、少なくとも、連絡対策室が設置され、現場に迷惑がかからなくなってから訪れたほうがいいタイミングという意見には説得力があるかも知れないと思ってしまった。

批判となった出来事
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by shingen1948 | 2007-08-02 05:04 | ☆ その他の話題 | Comments(0)