地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン

2007年 07月 31日 ( 1 )

  地面の下には、多くの人為の手が入っていて、自然界のままではなくなっている。
  これらの人為が、今回の新潟県中越沖地震のメカニズムをスタートさせるのにも、かかわりがなかったかを考察することが大切なことなのかもしれない。

  新潟県関連では、二酸化炭素を地下に封じ込む試みがある。この試みは、石炭に封じ込めることによって、石炭に含まれている天然ガスとの置換させる技術に発展的させたいという思いもあるらしい。
 この天然ガス田の開発も、新潟県中越沖地震と関連する要素だという考えもあるようだ。ここで使う水との関連を指摘するサイトもあった。

 「産経新聞」のサイトに、「新潟地震“人造”だった!近くでガス田注水作業」との見出しで、この考えが報じられている。

前回と今回の両地震の震源からほど近いところあるガス田開発では、“水圧破砕法”という高圧の水を注入して岩を破砕している方法がとられている。そのことが2回の地震の引き金になった可能性がないのかという指摘だ。
  破砕の震動が地震を誘発するわけではなく、ここで使われた水が誘発して地震の引き金になっていないかとする議論である。
  その論拠としているのは、ダムを建設して水を貯めると、周辺で小さな地震が起き始めるという経験則とのことだ。地下深くの断層面まで水が浸み込むことで、滑り出しの“潤滑剤”になると考えらるとのことだ。
  この現象が、ガス田開発に使う水圧破砕法の水でも誘発しているのではないかとするものである。

 これもまだ確実な論なのかどうかはわからないところがあるようだ。しかし、新しい技術開発には、こういった危険性の検討も必要なのだと言うことは分かる。

 いずれにしても、基本的には、地震が発生する仕組みは、プレートの力である。
 日本列島付近では、太平洋側にある太平洋プレートとフィリピン海プレートが、陸のプレートの下に沈み込んでいる。海側のプレートが押す力に対し、陸のプレートが押し返すように力が働き、そのひずみがたまる。それが限界に達し、解放される過程で地盤がもろい部分の断層が破壊されて起きるといわれている。
  今回も基本的には、そのメカニズムで起こった地震であることは理解できる。しかし、地下に加えた人為が、何らかの影響を及ぼしている可能性を考察しておくことは大切かもしれないとも思う。
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by shingen1948 | 2007-07-31 05:20 | ☆ 環境話題 | Comments(0)