「桑折西山城本丸跡 発掘調査 現地説明会」に出かけた
2008年 08月 31日
30日(土) 13:30から桑折町教育委員会「史跡 桑折西山城本丸跡 発掘調査 現地説明会」が行われるというので出かけてみた。
桑折西山城は、先に散策し、本丸あたりは「桑折の西山城へ①」にまとめていたところだが、よく見えていなかったところだ。
雨が降ったりやんだりしていて、やるのかどうか不安だったが、とりあえず行ってみた。
観音寺駐車場から現場までは山道を徒歩で15分ほど登ることになる。
寺からの登り道は分からなかったので、普通に入る道を行くと、シルバーの方が道案内をしてくれていた。ちょっと早すぎたようだ。
あいにくの雨であったが、60人程が集まった。雨が降ったのは、説明会の直前ということでそのまま実施された。
この調査は、本年度から史跡桑折西山城跡保存修理事業として整備事業に着手し、5年ほど発掘調査を行い、その後5年程度をかけて復元したり、案内板を設置したりして整備を行っていく計画らしい。
本年度は、7月から城跡の本丸と呼ばれる平場周辺2か所で発掘調査を実施したとのことだ。
その一つは、本丸の「裏門」にあたる場所を調査し、門跡とみられる建物やそれに至る通路が発見されたとのことだ。
もう一つは、本丸を取り囲んでいた「空堀」がどのように取り囲んでいたかが分かったとのことだった。
参加者は、地主の方や地元の方、専門の方が中心のようで、散歩がてらというのは少数らしい。その分、説明会の合間に聞こえてくる雑談が面白かった。地主の方が、銭やかんざし風なものを小さい頃拾ったとかという話や、俺はこう思うというなといった素人談義が交わされていて、散歩をするものにとっては、楽しい一日だった。
ずぶぬれになってしまったので、うぶかの里に立ち寄り、一風呂浴びて家路についた。