土湯峠温泉の赤湯へ
2008年 06月 15日
朝汗をかいたので、風呂を浴びようと思ったが、まだどこも開いていなかった。時間つぶしもかねて足を伸ばして、土湯峠沿いの温泉方面に向かった。
野地温泉を過ぎて、赤湯の看板に誘われて、砂利道を下ってみた。道幅はあるが、砂利道で急な坂道をかなりくだる。
正面に土湯湿原入り口の案内があり、左側にくだったところに平屋の古い建物と二階建ての新しめの建物がある。
これが好山荘だ。昔懐かしい自炊場のある宿のようだ。のんびりした時間が流れているのが分かる。
玄関で、立ち寄りで湯に入れるかを聞いてみると、500円とのこと。まだ、時間的に早かったのだが、入れてもらうことができた。
ここは、内湯と露天風呂があって、内風呂は、玄関脇のロビー奥の板張りの廊下から階段を数段降りると、風呂の入り口になっている。
風呂は石造りで、お湯は裏庭に自然湧出するもので、赤湯の名にふさわしく、お湯は鉄分で黄土色に濁っている。石の浴槽も床も赤茶けている。鉄分の匂いもする。タオルもたちまち茶色に変色してしまった。泉質は炭酸鉄泉とのことだ。
内湯から外に出ると露天風呂になっている。
この湯とは別に、旅館建物から少し離れた庭園にある屋根付きの木の浴槽の露天風呂がある。
お湯は灰白色に濁っている硫黄泉だ。
パンフレットによると、内風呂の成分は鉄鉱泉で、効能は、神経痛、慢性関節リウマチとのこと。PHは、6.1とのことなので、弱酸性。