土湯温泉共同浴場「中の湯」
2007年 09月 10日
早朝から作業をしたので、一風呂浴びようと、土湯街道の旧街道に入った。
この道路は、ちょうど良い放置加減で気分がいい。朽ちた木々がある程度は整理され、通路も確保されている。それでも、木々が覆い被さり、晴れても薄暗い。自然のままという雰囲気を充分漂わせていて、ほっとする。
一昨日の台風に伴う雨のせいで、所々から水があふれ出ている。自然の営みを感じる。
こけし湯に着いたら、湯船の改修工事のため、10月初旬まで入浴できない旨の張り紙があった。仕方がないので、中の湯に立ち寄ることにした。ここは何度か入ろうと思って立ち寄ろうとしたが、車をどこに停めてよいか分からずにさけていた。今回初めて入った。
タオルを忘れてしまったので、向かいの店で買う。
自動販売機で入湯券を買い、番台に出す。重々しい鉄の扉を開けると、着替え室になる。浴室は狭いが、設備は、こけし湯とほぼ同じで、シャワーがついた水道が2つ、シャワーのない洗い場が3っつである。
確かに飯坂温泉の共同浴場より設備が整っているかもしれない。
早朝だったが、常に3~4人が入っている。説明板を見たら、朝6時~夜10時までやっているという。飯坂に住んでいた頃を思い出した。ここなら早朝の入浴ができるのだと分かったのが、収穫だ。
湯から上がって、向かいの店をみたら、できたての笹だんごが売っていたので、お土産に買った。