会津の「わたつみのこえ」を聞く30
2017年 05月 21日
最近、道徳心について評価をすることが決められたようだが、特攻隊員の亡くなり方にもランク付けがあるのだという。
「特攻戦死」という評価になれば、二階級特進となって、「陸軍特別攻撃隊員名簿」に載せられるようになるのだそうだ。そして、遺品や写真などが「知覧特攻平和会館」に永久に保存されるということになるのだそうだ。
当然、遺族年金も違ってくるそうだ。
これは、「下北沢X物語(3248)~1036柱という価値軸への疑義~」に教えられたことだ。その「特攻戦死」と評価されたのは、1036柱で、これ以外は「知覧特攻平和会館」では扱われないとのことだ。
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/52041850.html#more
信氏の武揚隊で特攻戦死と評価されたのは、15名のうちの6名だけだとか。特攻に向かっても、戦果が確認できなければ、一般戦死扱いとなるのだそうだ。
武揚隊員で特攻出撃と戦死が確認できるのは7名いらっしゃるそうだが、飯沼伍長の戦果が確認できずに、特攻戦死とは評価されていないのだそうだ。それで6名の特攻戦死ということになるそうだ。
その状況は、沖縄特攻の最後の日(7月19日)、飯沼伍長は「陸軍沖縄戦特別攻撃隊出撃戦死者名簿」に載る藤井清美少尉等と共に、台湾八塊飛行場から薄暮「16時30分」に発進しているのだそうだ。
敵機に撃墜されたか、機の不調で墜落したとの想像もできるが、とにかくこの時に戦死しているのは確認できるが、一般戦死扱いなそうだ。
さて、会津の長谷川信少尉の場合だが、4月10日、台湾に渡るため武揚隊の一隊はその飛行をしている最中に敵機に遭遇して、西尾勇軍曹、海老根重信伍長と共に艦載機に撃墜されているという。交戦死ということで、彼もまた特攻戦死という評価はなく、「知覧特攻平和会館」対象外なのだそうだ。
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昨日整理の中の世論調査による内閣安倍正支持率の全国と福島県の差についてだが、2017年1月調査についての「共同通信」と「福島民報」の世論調査も確認できた。
「共同通信」が59.6%の内閣支持率で、「福島民報」が39.6%だったようだ。この時の差が20ポイント。
メディアが報じる内閣支持率から15~20ポイント減じて認識するのは、地方紙を見ている福島県内の方にとっては当然の事のようだ。
なお、この時の全国では前回調査に比べ支持率が+4.8%で、福島県内ではー3.9%だたとのことだ。