地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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散策覚書「松川鉱山仲ノ内の変電所」跡⑧

 自家精錬場跡地を推定したところの道を挟んだ◇印を付した付近に、懐かしさを感じる消火栓がある。その脇に、勢至、金毘羅、足尾山等々の石塔が並んでいる。
a0087378_1394152.jpg 今回気になったのが、右端の社掌渡邉伊佐美碑だ。

 その「社掌」だが、これは旧制の神職の称号らしい。
 府県社や郷社にあっては社司が1人いて、その下に若干名の社掌が置かれることになるようだが、村社以下無格社にあっては、この社掌が一切の社務を司ることになるらしい。

 神社がかかわるということで、思いつく近くの神社は八丁目天満宮だ。
 この神社の管理についての現況は知らないが、少なくとも昭和初期には、ここの一切の社務を司る「社掌」がいらっしゃったのではないかと想像してもよさそうに思えたのだ。

 それなら、その方が、鉱山にかかわる山神社の祭祀の任を委託される状況になるとも思うのだ。
 橋本組の松川鉱山も活況を呈していて、山神社のお祭りには花火が打ち上げられ、出店が並んで多くの人々で賑わったとのことだったが、その山神社も八丁目の天満宮の「社掌」が兼務していたのではないかとの想像だ。

 ならば、山神社の祭には、八丁目の天満宮付近も出店が並んで多くの人々で賑わったとも思えるのだが、今のところ確認はできていない。
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by shingen1948 | 2017-04-15 13:15 | 福島の鉱山 | Comments(0)