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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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散策覚書「松川鉱山仲ノ内の変電所」跡②

散策覚書「松川鉱山仲ノ内の変電所」跡②_a0087378_9191357.jpg この道筋が、tukaさんがいう「関根から鉱山のある峠を越える道筋」だ。峠を抜けて松川側に抜けた丁字路から眺めていることになる。
 「福島の鉱山⑳~信夫地方の鉱山「松川鉱山」②」でふれた「大正の初めに再開され、昭和3年瑞宝鉱業(株)の経営に移り昭和9年青化製錬場を設けたが昭和18年に旧山となった」というその鉱山の製錬所跡が、この道筋の左手の高まりにあるのだと思う。
 http://kazenoshin.exblog.jp/22969692/
 
 この奥のtukaさんがいう水原側の「関根」に高速道路が走っている。
 以下は、そちらからの視点から「松川鉱山」の解説をしたものだ。
 「東北自動車道の近くにあり、坑道の上部の松林であちこちが陥没しており坑道の多くは落盤している。近くには金谷川鉱山・松川北鉱山・松川南鉱山・小池鉱山・信夫鉱山など金や銀の鉱山跡が多数ある」

 ここでいう「金谷川鉱山」は、その前に「小池鉱山」とした鉱山を指す。
 「松川北鉱山」は、その「小池鉱山」と「松川鉱山」との間と想像される。ということで、それが、この道筋の右手の高まりにあたる。
 また、「松川南鉱山」は板山あたりと想像できるので、製錬所跡の更に南側付近と想像される。
 つまりは、ここに写る高まり全体が「松川鉱山跡」付近ということになるようだ。
 なお、ここでいう「信夫鉱山」は、硫黄鉱山の事のようだ。
by shingen1948 | 2017-04-07 09:22 | 福島の鉱山 | Comments(0)