福島の野仏:松川の野仏③
2017年 08月 16日
「青面金剛」像や「庚申」の文字碑でない場合、素人が庚申塔かどうかの見分けに使うのは雄雌の二羽の鶏、三猿像、それに太陽と月と雲だ。
そのうち、この碑で確認できるのは太陽と月だけだ。
「青面金剛」像や「庚申」の文字が刻まれる部分に何が刻まれているのかは、写真をいろいろ加工してみてもよく分からない。
いろいろ検索して、「庚申塔探索」ページに、庚申信仰で使われる真言が刻まれている可能性があるという情報をみつけた。
https://blogs.yahoo.co.jp/board_woccha
「オン・コウシンレイ・マイタリ・ソワカ」というような真言が梵字で刻まれている事があるのだとか。また、「唵縛帝吒摩訶嚕呼 羅々阿微吒帝娑婆訶」というふうに漢字が刻まれている場合もあるとのこと。
いずれにしても、今回撮った写真からは確認することができない。ただ、多分このタイプの庚申塔碑を見るのは初めてなのだとは思うということだ。