地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島の鉱山29~信夫地方の鉱山②~「高子金山」(含土湯鉱山)

 今まで信夫地方の西側を中心に南側の金山・銀山・銅山の鉱山を整理してきたつもりだが、「福島の鉱山」の手持ち資料の部分で、説明の途中に「土湯鉱山」の名称があったのが気になっていた。
 ネットでの確認では、「山師入門」のページに、この「土湯鉱山」について次のようにふれているのをみた。解説内容追加ページらしいが、そのおおよその位置が分かる。
 「土湯温泉の西4.5kmの荒川上流にある。変朽安山岩に入った石英脈にある低品位の金を掘った。高山(1804m)から下山の際に立ち寄るには離れすぎている。土湯から歩いてゆくしかなさそう」
 http://yamasinariya3.jimdo.com/%E5%86%85%E5%AE%B9%E8%BF%BD%E5%8A%A0/

 信夫地方の東側沿い、保原との境界線上にもう少し整理を続ける。
 「岡島宮沢」までそのおおよその位置を概観してきたところだが、「福島の鉱山」の手持ち資料では大笹生鉱山の次に、高子鉱山が紹介される。
 次のような位置情報だ。
 伊達郡上保原村の西南端に近く、福島、保原街道に沿って高子沼の南岸にあり、玄武岩質凝灰岩に被覆された片状花崗閃緑岩を南北に貫く石英脈で数条あるが、その巾0.5m前後に過ぎない。
(中略)
 昭和の始め産金奨励の波に乗じ、日本鉱業の手によって一時探鉱されたが、発展を見ずに休山した。尚この南を明治30年頃上保原鉱山の名で探鉱した。
a0087378_1552915.png まずは、「福島、保原街道に沿って高子沼の南岸にあり」との情報確認だ。
 次に、「鉱山情報・鉱物産地情報 福島県近郊」の「富保金山」紹介にかかわって、「高子金山」について、次のように紹介される。
 「(近くに)高子沼があり、羽山の北西には高子金山の跡があるが、現在はソーラー発電所になっているようだ」
 二つの情報を合わせると、「高子鉱山」は、保原街道に沿った高子沼の南側で、羽山の北西側という位置が推定される。

 更に、「MASAの道中日記」のブログで、「高子二十境(松浦丹次郎)」に紹介される金鉱山の坑口の写真を元に、箱崎の愛宕山との位置関係を考察しているものを見つけた。
 こちらを「高子鉱山」の方向補正資料として活用させていただいて、その位置を推定させていただいたが、どんなものだろうか。
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by shingen1948 | 2016-07-20 15:01 | 福島の鉱山 | Comments(0)