地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島の鉱山28~信夫地方の鉱山~信夫地方北東側の鉱山

 「ふくしまの歴史(近世)」では、「信夫地方の鉱山業」として、大笹生鉱山を中心に、「小池鉱山」、山口村の金山、御山(信夫山)、椿舘(渡利)、湯野、平沢(桑折町)の鉱山にもふれる。
 このうち、「大笹生鉱山」と「小池鉱山」については整理したが、他は整理していない。
 今まで信夫地方の西側を中心に南側の金山・銀山・銅山の鉱山を整理してきたが、信夫地方の東側と北側の鉱山については確認できていないことが分かる。

 まずは、確認できていない情報を拾う。
 山口村の金山情報資料として、堀田氏の時代の元禄3年(1690)の日記に記されたものがあるという。願い出たのは粉又の渡辺又郎だとのこと。福島商人がかかわるようだ。「ふくしまの歴史(近世)」では、その位置を文知摺観音東方の字金山付近とする。
 その解説には、岡島宮沢金山跡とする写真が掲げられ、山口、岡島から保原町にかけて金山があり採掘され、他にも小規模な鉱山が散在したと解説する。
 御山(信夫山)、椿舘(渡利)について、享保15年(1730)試堀で銀が産出したとの情報もある。
 湯野、平沢(桑折町)の鉱山については、金山があったと言われているという推定程度の紹介だ。

 「山口、岡島から保原町にかけての金山」の位置情報をプロットしてみる。
a0087378_17451378.png まずは、「文知摺観音東方の字金山」は、ヤフーの地図から拾う。
 「岡島宮沢金山跡」は、この図の枠には入らなかったが、この北側で、宮前遺跡の南側の山裾を想像する。上保原宮沢もあるが、「岡島宮沢」とのことなのでこちらだろうと思う。

 「鉱山情報・鉱物産地情報 福島県近郊」というページで、次のように紹介される「富保金山」があるが、所在地が岡島字瀬戸内とのことなので、この近くのはず。
 富保金山は福島市岡島と伊達市保原町上保原との境にあり昭和4年に発見され山神坑と岡山坑の2脈で一時盛んに採掘されていたが昭和14年火災により中断、 その後再開し岡山坑北側延長下部を掘進したが状況悪くすぐに休山となった
 ただ、確認したら、地図上では山口字瀬戸沢しか見つからない。それで、とりあえずそこをプロットするが、矛盾はなさそうに思う。
 近くに「山神」の地区名を見つける。紹介文中の「山神坑と岡山坑」とかかわるのかどうか分からないが、とりあえずプロット。
 このページでは、高子金山を紹介した後、「保原町側には多くの金山があったが現在は分らなくなっている」とある。逆に読み取れば、保原町側には、どこにも紹介はされない多くの金山があつたということになる。ということで、保原との境界線を意識して、全体を見渡す。
 ここで、素人目線で気になりだすのが「鹿島神社」の存在かな。
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by shingen1948 | 2016-07-18 17:47 | 福島の鉱山 | Comments(0)