地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島の鉱山⑰~信夫地方の鉱山「金谷川鉱山」

 「福島の鉱山」で、「大森鉱山」と同じページに解説されるのは「金谷川鉱山」だが、補助の手持ち資料では「松川鉱山」とのかかわりでこの「金谷川鉱山」が解説される。
 今のところ、資料中心の確認で次の散策に備えるという整理になりそうだ。

 「金谷川鉱山」の位置について、「福島の鉱山」では、金谷川駅の南方3㎞、信夫郡金谷川村にあり松川村との境に近く、西から順に「一の沢」「水晶沢」「一の坂」「一の坂向」「羽山」の各坑があり、殆ど東西に配列する。付近は主として片状花崗岩からなり、一部第三紀凝灰岩に被われ、東端羽山は細粒花崗岩からなる。
 鉱床の解説では、その厚さが著しいのは「水晶沢7号・8号・10号・7号脈」と解説される部分を見る。
 このことに、手持ち資料の「松川のあゆみ」の情報を加えて、「金谷川鉱山」の鉱床は、旧金谷川村市ノ沢―水晶沢―松川石合町の青麻山を貫くラインと想像した。
a0087378_6391355.png 「福島の鉱山」では「鉱床の厚さが著しいのは、水晶沢7号・8号・10号・7号脈」とあるが、手持ち資料の「松川のあゆみ」では、「数条の鉱床は、旧金谷川村市の沢から、松川町石合の羽山の方向におよそ東西に走っており、金の含有量は6g/t程度の部分が多かったが、富鉱部は200~500/tの金を含有していた」と解説する。
 その富鉱部の情報と、鉱床の厚さが著しいのが水晶沢であったらしい情報を重ね合わせ、更に「金谷川鉱山の事務所は、水晶沢に置く」との情報を重ね合わせて、その中心は「水晶沢」だったのだろうと想像する。
 なお、ここでは「福島の鉱山」の「一の沢」は、「松川のあゆみ」の「旧金谷川村市の沢」を指しているものとの推測を加え、両資料の「松川町石合の羽山」を「石合の青麻山」を指しているのではないかなとの想像を加えている。
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by shingen1948 | 2016-07-02 09:36 | 福島の鉱山 | Comments(0)