地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン

福島と戦争~福島市史編纂室企画展にでかける

 今年は、例年行われている戦争展に加え、「まちなかふくしまの歴史情報発信『戦後70年~戦争をみつめる平和に感謝する~』」という戦争展が福島市史編纂室によって企画された。戦後70年という節目の年ということもあるのかもしれない。
 時期外れではあるが、8月20日にチェンバおおまちで開催された「ギヤラリートーク&語りつぐ『戦争の記憶』」に出かけた事を整理しておきたい。
 展示会の方は、1開戦、2銃後の生活、3村葬、4模擬原爆、5終戦、6エピローグの観点に新聞報道資料を中心に構成し、その中に、福島にかかわる資料を展示するという感じの展示だった。
 一通り目を通して、「4の模擬原爆」にかかわる展示を中心に確認した。
 これは、太平洋戦争時に福島市渡利に落とされた模擬原爆についての展示だが、このことについては何回か整理している。前回の整理は、福島民友新聞社論説委員紺野滋氏の講演会にでかけた時だったが、新たな情報が得られるかもしれないという期待感だ。

 前回の整理で感じたことは、落とした側には驚くほどの正確な情報が存在するのだが、落とされた側の情報は曖昧なものがあるということだった。中には、落とした記録があるのに、落とされた側に記録がないというものまである。そこまではいかなくても、落とされた側の被害情報は記録されているが、これがその模擬原爆と意識されていないというものもある。更に気になったのが、落とされた側の記録も存在するが、正確な記録のみで、被害証言などの情報として生々しさに欠けるというものもあった。
 これらに、付加する情報が得られるかという興味だ。
a0087378_6483924.jpg 最初に気になったのが、グランド0地点の表示だ。
 前回は、航空写真に写る模擬原爆着弾による地形変形地点と現在の地図を見比べてグランド0を推定したところだった。ただ、この辺りは開発が進んでいて、間違いなくここというイメージにまでいたっていなかった。
 ここで示された「グランド0地点」と推定したそれとを見比べて、確からしさを高めたいと思った。
[PR]
by shingen1948 | 2015-11-04 06:51 | ◎ 福島と戦争 | Comments(0)