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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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信夫の里から東屋沼を意識する⑤

 大宮神社前に建つ案内板では、以下のように説明される。

 大宮神社案内
信夫の里から東屋沼を意識する⑤_a0087378_17522233.jpg 所在地 福島県福島市田沢字宮ノ前17番地
 由緒
 当神社は古来より田沢地区の鎮守の神として、氏子の崇敬を受けて護持されて来たが、その由来は此の地が開発された大昔にさかのぼるので、詳細は不明である。
 社伝には大同年間(806年)に坂上田村麻呂将軍の家臣多治比大老が此の地に留まって山野を開き村創りをして7柱の神々を祀ったと伝えられる
 御祭神(文化6年神階奉願の文書に依る)
  天照大神(あまてらすおおかみ)   言代主大神(ことしろぬしのおおかみ)
  豊受大伸(とようけおおかみ)   建御名方大神(たけみなかたのおおかみ)
  素盞鳴大神(すさのうのおおかみ) 日本武大神(やまとたけるのおおかみ)
  大国主大神(おおくにぬしおおかみ)
 旧社格 村社
 社殿  文政元年建立
 本殿  59平方米
 幣殿 拝殿 56平方米
 境内地
 3785平方米文化5年寄進を受け拡張して現況となる
 祭事
  元旦際1月1日
  新年祭 3月吉日
  勧学祭・夏越祭7月31日
  例祭10月10日

  平成2年11月 御即位奉祝記念建立
 田沢地区の産土神のような存在である事は伺えるが、「信達一統誌」に「大宮神社」が「是則東尾沼神社なりと云ふ」と解説されることについては全くふれていない。御祭神の7柱の神々も、「信達一統誌」とは微妙に違っている。
 祭礼も夏から秋に代わっているようだ。
 「信達一統誌」では、長秀寺境内の稲荷社について「當邨里社七神の內 にもこの神(=倉稲魂命)おはす されば双方とも東尾沼神社を移せしならむ」とある。
 今回立ち寄らなかったが、この長秀寺は大宮神社前の道筋を南に進んだ所だ。ここで東尾沼神社とのかかわりが案内されるのかどうかは確認していない。
by shingen1948 | 2014-12-27 17:53 | ◎ 信仰と文化 | Comments(0)