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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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のりしろ散歩~吾妻連峰へのアプローチ口としての庭坂駅⑦

 現高湯街道と旧高湯道の間を通る道筋を進んで旧高湯道を観察してきた。
 この道筋自体も何なのかという興味がある。初めは、この道筋も高湯道の一つなのではないかなと思っていたところがあった。
 しかし、実際に歩いてみると、南林地域を中心とした吾妻山麓の村の飲料水確保にかかわる道筋だったのではないかなと思えてきている。
のりしろ散歩~吾妻連峰へのアプローチ口としての庭坂駅⑦_a0087378_1737690.jpg この現高湯街道沿いの水槽があるこの谷が、その水源にかかわるのだろうと想像する。
 取水された水は、ここで高湯街道を横断して、先にふれた南林簡易水道のタンクに向かうのだろう。
 詳しく見せていただいた事のある土舟簡易水道組合の例から類推すれは、ここも浄水の必要がなく、塩素注入だけで配水できる良水なのだろうと想像する。


のりしろ散歩~吾妻連峰へのアプローチ口としての庭坂駅⑦_a0087378_17393456.jpg この水神が建つのは、南林簡易水道のタンク場の西側で、このタンクへの入水口なのかなと想像する。
 南林簡易水道のタンクで飲料水として整えられた水が通る水道管が、現高湯街道と旧高湯道の間を通る道筋沿いに南林村を中心とした山麓の村の各所まで埋設されているのではないかなと思うのだが、どうだろうか。
のりしろ散歩~吾妻連峰へのアプローチ口としての庭坂駅⑦_a0087378_17444124.jpg 南林簡易水道のタンクの余剰水は、上ノ堂の集落に向かって進んで行くが、この先で須川に流れて行くのだろうと思う。
 この集落の飲料水だが、位置的に見てこの簡易水道がかかわるような気はするが、本当のところは分からない。

のりしろ散歩~吾妻連峰へのアプローチ口としての庭坂駅⑦_a0087378_1744403.jpg 分からないついでに、この南林簡易水道のタンク脇に、小田朝重氏の供養塔碑が建つのだが、約90年前の方のようだが、どなたかを知らない。
by shingen1948 | 2014-07-27 17:47 | ◎ 山歩きと温泉 | Comments(0)