地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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模擬原爆と福島

 先に「福島の模擬原爆」を整理したが、14日に「模擬原爆と福島」という似たようなテーマでの講演会があるという事で出懸けてみた。
 講師は、福島民友新聞社論説委員紺野滋氏。講演内容は、「太平洋戦争時、福島市渡利に落とされた模擬原爆の正体をさぐる。併せて、この度の原発事故とかかわりについて」とのことで、後半の「この度の原発事故とかかわりについて」について付加されるのは、講師が、福島民友新聞社論説委員という肩書と時節からだろうか。
 それでも、興味は前半で、先に整理した「福島の模擬原爆」内容の整合性の確認。勿論、その内容に誤りがないかどうか確認したいという事もある。もし、新たな情報があれば付け加えたいということもある。

 この問題を確認していて感じるのは、落とした側には驚くほどの正確な情報が存在するのだが、落とされた側の情報は曖昧なものがあるということ。中には、落とした記録があるのに、落とされた側に記録がないというものまである。そこまではいかなくても、落とされた側の被害情報は記録されているが、これがその模擬原爆と意識されていないというものもある。更に気になったのが、落とされた側の記録も存在するが、正確な記録のみで、被害証言などの情報として生々しさに欠けるというものもあった。
 これらに、付加する情報が得られるかという興味だ。

 その情報の元が同じらしいということもあるのかもしれないが、自分が整理したものの少なくとも落とした側の情報を読み違えたものはなさそうだ。その内容において、とりあえず正確であったということのようだ。ただ、渡利の模擬原爆投下地点に想像との違いを確認できた。
 氏は、模擬原爆を投下した方から直接でその地点を訊ねたらしい。そこは、矢張り職業人だなと感心する。
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 さて、その投下地点だが、駅の南側を狙って投下しているらしいのだ。想像では、目標の二つの工場のどちらか、あるいは両方をイメージしていたので、少なくとも駅の北側をイメージしていたので、想像とは大きくずれたと感じた。
 7月20日午前8時13分ごろ、最初の一発が、新潟県長岡市の信濃川近くの畑に投下される。そして、午前8時34分に二発目が、福島市に投下されるのだが、その投下地点が福島駅の南側で、渡利沼ノ町に着弾する。位置関係は、左図のようだ。
 これが、今回得た情報で修正したいことの一つ。
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by shingen1948 | 2012-10-28 05:20 | ◎ 福島と戦争 | Comments(0)