2012年の春の頃
2012年 03月 05日
見聞きする情報からその状況をイメージすると、被災地の復旧は相当に進んでいるらしいことになる。
報道者は、その宿命として新しい出来事を拾うので、そこに報じられるのは、がんばり屋さんの事になる。この頑張り屋さんの活動の情報をつないでイメージしているので、読み手の復旧イメージは、現実の実感よりも相当に速く進んでいることになる。
日々普通に生活を送る凡人の感覚とは、どんどんかけ離れて行く。
その凡人感覚で周りを見回すと、県の施設では緊急の工事は先行していたが、本復旧工事がようやく始まったといったところだろうか。
報道によると、郡山市民文化センターは今月18日に再開するが、県文化センターは9月29日の再開に向けて工事が始まったらしい。
ここ県立図書館は、7月から施設の一部を使ってとりあえず再開していたので、ここの復旧工事は、ニュースには取り上げられていない。
地震による建物被害への復旧工事が始まったことが、風景から想像できる。
もう一つの被害である東京都の電力会社(関東エリア)がばら撒いた放射性物質の除去作業も、同時に行われるらしい。