地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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気を感じて伏し拝む⑦~金沢黒沼神社③

 ここには、伏拝から拝まれる対象との観点で来たが、「金沢羽山ごもり」の整理で、この金沢黒沼神社で伏し拝むことの確かめにもなっている。
 それが、羽山である月峰であろうし、その中腹の旧地、及び伝説で蟹が住むという沼だろうか。
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 この地自体にも、その気を感じて伏し拝む対象となりえる雰囲気を感じる。その一つが、この黒沼神社を包む林だろうか。福島市の名木保存樹林に指定されているらしい。
黒沼神社の杉樹林<面積600㎡・推定樹齢200年・昭和59年3.1指定>の案内板が、拝殿の左手に広がる林に建つ。

a0087378_6452612.jpg その林の一本一本の木々も、その気を感じる対象となる雰囲気がある。これは、拝殿前の階段脇のケヤキの古木。


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 境内末社として、神明社・ 山神社が目立つが、風景の中で気になるのは、先の水神とこの樹木根元の足尾神社だ。
 気を感じるのが、樹木であることを指しているようにも思う。方向的には、この背景に阿武隈川も感じてもよさそうにも思う。

 ここは、普通に足尾の神様だとは思うが、ちょっと気になるのが、「黒沼物語」の「信夫の峰越駅家」の金沢説とのかかわりだ。
 その根拠に、縁起の「神馬の足音響き渡りその名跫多」の跫多(あしおた)と、「足尾田」の地名を結び付ける。その「足尾」とのかかわりだ。
 神社前の案内板では、この黒沼神社の十二神楽も、福島県指定重要無形民俗文化財であることが解説される。
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 福島県指定重要無形民俗文化財
 昭和五十五年三月二十八日指定
 黒沼神社十二神楽
 十二神楽は黒沼神社の祭礼に奉納するために元和3年村人5名を江戸に遣わし修得させ後に二見より師匠を招き修練させ祭礼に奉納したのが起りとされる。
 以来今日迄幾多の盛衰はあっても連綿として保存伝承されて4月3日・4日の(現在第1土、日曜)黒沼神社の祭礼に奉納されて居る。
この神楽はこの社独特に伝わる出雲流の神楽で、舞も拍手もしっかりした四方固めで演舞されて居り、文化財として高く評価されて居る。
第60回伊勢神宮式年遷宮(昭和48年)には、県代表として十二神楽を御奉納申し上げた、依って重要無形民俗文化財として県の指定を受ける。
 福島市教育委員会
 羽山ごもり・十二神楽保存会

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by shingen1948 | 2012-01-20 06:58 | ◎ 信仰と文化 | Comments(0)