平成22年 桑折西山城本丸跡 発掘調査 現地説明会②
2010年 09月 11日
今年は、本丸を中心とした発掘調査らしいので、つながりという点では、一昨年の説明会の続きとみた方がいいかもしれない。一昨年の調査区が、今年の説明会資料の調査配置図の中に、第一次調査○調査区と示されている。その現地説明会については、7回に分けて次のように整理していた。
○ 「桑折西山城本丸跡 発掘調査 現地説明会」に出かけた
○ 「桑折西山城現地説明会」にて②~出土品
○ 「桑折西山城現地説明会」にて③~東側の調査区(裏門と柵)
○ 「桑折西山城現地説明会」にて④~東側の調査区(通用門として)
○ 「桑折西山城現地説明会」にて⑤~南側の調査区(空堀跡)
○ 「桑折西山城現地説明会」にて⑥~南側の調査区②(空堀跡)
○ 「桑折西山城現地説明会」にて⑦~説明会を終えて
これは、今年の調査区の第Ⅵa調査区の北側から、東側の調査区(裏門と柵)の方向を見ている。これが一昨年の「桑折西山城現地説明会」③で整理したあたりりになる。
ここに「追手門」の表示板が立ったようだ。
説明会が始まる前に、一昨年調査されたこの本丸の回りの様子を眺めてみた。
本丸の南東隅あたりから、南側を見る。
左側が追手門へ続く道で、右手の人が歩いているところが土塁の上、その間の低くなっているところが空掘りだ。
この本丸の土塁と空掘りにも表示板が立てられていた。(これは、その表示板の後ろ側から撮っている)
調査された後、案内板を整備して分かりやすくする工夫をしていくようだが、山城を原形を崩さずに管理するのは大変だろうなと思う。今回、本丸の回り全体の草刈りがなされているのだが、それだけでも大変な仕事量だなと思う。