伊佐須美神社③~あやめ苑の桜
2010年 05月 08日
伊佐須美神社境内の南側には、東北一の広さに、約150種、10万株のあやめを誇る「あやめ苑」がある。
6月15日から約20日間、「あやめ祭り」が開かれ、10万人以上の客が訪れるという。
今は、桜が満開だ。
伊佐須美神社は、四季を通して数多くの神事、祭典があるようだ。
7月12日に開かれる「御田植祭り」も、日本3田植えのひとつという。多彩な行事の中心が伊佐須美神社になっているのは、古い歴史や最高の社格が、文化的・精神的な誇りになっているからだろう。
年間を通して、100万人以上の観光客が訪れると聞く。
ここに、「神代桜」と表記のあるエドヒガンザクラがある。かなりの大木だが、樹勢が落ちて、樹木医にかけたと案内板にある。
宮川の両岸1キロにわたるソメイヨシノの桜並木で、宮川の千本桜というそうだが、実際に数えたら700余本だったとは、地元の方の話。
ここも満開だった。
「薄墨桜」の案内にあった会津五桜というのが気になった。
家に戻って確かめると、石部桜(会津若松市一箕町)・杉の糸桜(会津坂下町杉村薬師堂)・虎の尾桜(会津高田町法用寺)・大鹿桜(猪苗代町磐椅神社)、そして、「薄墨桜」とのことだ。その他に、「千歳桜」とこのあやめ苑にある「神代桜」の古木などが有名らしい。最近、新聞で、磐椅神社の「えんむすび桜」の話題も見た。これは、杉の木に桜が根付いたものらしい。
今回、写真は撮らなかったが、移動中に満開の「千歳桜」も見えた。「虎の尾桜」は見ることができなかったが、その桜のある法用寺の三重塔が見えた。
確認してみると、知らないことが多いなと思う。次の機会の楽しみが増えた。